京都のおばんざい①

私が生まれ育ったのは、芸舞妓さんがいる上七軒というところです。西陣織の織屋さんが軒を連ねる、職人の町でもありました。
西陣の職人さんは、みんなが忙しく働いていて、パパっと食せるパンを愛し、お魚屋さんやお惣菜屋さんが、家までお皿にのった状態で配達してくれます。

お魚屋さんは焼き魚や煮魚を、お惣菜屋さんがおばんざいを。法事などでは、仕出し屋さんが来て料理を作ってくれるのです。

そんな町で母はお惣菜屋を営み、日々みんなのおばんざいを作っていました。
出汁の香りに包まれるのが私の日常。忙しいときは、子供ながらにお手伝いをして、味見をしたり盛り付けたり、
野菜を切ったりと、日常にはいつも料理がありました。
一人暮らしを始めたころは、一人分のお料理を。結婚してからは、二人分のお料理とお弁当を。
母の姿を思い出しながら、ひとつひとつ作りますが、共働きで忙しい仕事をしていたから、
料理の時間はなんとか短くできないかと、工夫を重ねてきました。

そんななか、生み出した数々のレシピをInstagramでアップしています。
私と同じように、忙しい時間を使って、料理をするみなさんに、あの頃の母のようにおばんざいを届けたい。
お店は構えていませんから、料理そのものをお届けすることはできませんが、
レシピをお届けしています。
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